2006年02月03日

WEB進化論(序章)


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パーソナルコンピュータ。
いわゆる、パソコンが生まれた時代以降の話である。
それ以前は知らん。
そもそも俺がPCを購入したときにはWindows98だったので、
最初の部分は伝聞だったり、調べたりして作成したものだ。
間違いがあれば指摘して欲しい。
考古学者のような気分だな。
ではパソコン登場以来の歴史を紐解いてみよう。


まず、OSは遺伝子でパソコンは細胞だった

今まで超高価で超大型だったスーパーコンピューターを
パーソナル(個人)で利用する為に生まれたパソコン。
当時のOSは MS-DOS だったり Mac だったり UNIX系だったり OS/2 だったり。
いろんな遺伝子をもつ原始細胞が生まれ、
それぞれが勢力を伸ばす為に提携があったり、裏切りがあったりした。
OSがフロッピーディスクの中に収まってたような 1980年代以前の話だ。

細胞ゆえに最初は他の細胞との連携はすくなかった。
情報の伝達は、花粉が風にのって他の生物に運ばれるくらい低密度だった。
でっかいフロッピーディスク(15cmくらいのぺらぺらの)とか、紙に穴をあけたものとか。
(この時代には2進数の文字を読み書きできる人間がいたらしい!)



やがて、その細胞たちは自分達の生みの親のホストコンピューターを中心とした
コロニーを生成するようになり、その中で互いに連絡を取り合うようになる。

これが「パソコン通信」だ。1980年中頃の話。

テキストベースのやり取りで、情報伝達の遅さもコストも半端じゃなかった。*1
*1 ホストの位置が自宅から遠かったりしたら、市外局番で電話かけないとダメだった。
  まだテレホーダイや常時接続も、もちろんなかった。

全てはホストコンピューターが中心で、そこにアクセスして情報を読み書きした。
主なコンテンツはメールとか、フォーラムと呼ばれる掲示板を利用したコミュニティとかだ。
匿名性の観点でいうと、ホスト中心型の為、身元の割出しはわりかし容易だった。
また、身元がわからないまでも、ホストがIDを集中管理しているので ID の追跡は
大抵の場合容易にできた。(SNS の原点ではないか)

こうした状況のため、パソコンとパソコン通信の母体は緩やかな上昇をしつつも
10年弱はマニアや専門職のものであり高価だった事もあり、群雄割拠の時代が結構長く続いた。
その間に細胞は下等生物(ねずみとかそんなん)にはなっていたかもしれない。


しかし、下等生物に異変が起きた。

下等生物は進化し人間になり、巣だったパソコンは家となったのだ!(速ぉl

OS へのアクセス手段の標準が GUI である Windws95 という進化だ。
(Windows3.1 は MS-DOS 上で動くアプリケーションだったから)

人間に進化した事により、パソコン通信事情も激変する。
1995年前後には母体が300万人ほどまでには膨らんでいて、
情報交換をする為の土壌はある程度成熟していた。
人間は GUI を使った巡回ソフトを作り出し、飛躍的に情報収集の効率が上げた。
コンソール上の文字列での単純な情報の蓄積だった情報交換は、
意味のある単位で分類され何処でどんな情報が更新されているか分かるようになった。
(WWWC の原点であり、RSS の原点であるともいえる)

そして、この辺が「パソコン通信」のピークでもある。

人間に進化するまでの下等動物が情報交換を行う場としては大変有意義だった「パソコン通信」。
しかしそれはインターネットと言う世界の勢力に飲み込まれる事になる。

ホストコンピューターを中心に小規模コロニーを形成していた時代と場所は別のところで、
一部の細胞達の間で、劇的な情報交換システムが密かに確立されつつあった。
ホスト中心型では限界が見えていた世界に、限りない可能性をもたらしたのである。


そして 1995年以降 破竹の勢いで勢力を広げる事になった。


続きは今度ね\kv



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posted by suVene at 00:00