俺はよく寝坊するのだが、これなら起きれそうな気がする。
目覚し時計
さて、イヒからの反応がないが、書きかけってのも気になるので書いてしまおう。
この情報整理のアーキテクトは、俺が語るまでもなく
他にいい論文や、詳しく図解で述べているサイトはたくさんあるんだが
軽くその辺を噛み砕いて説明した上で俺の意見を述べようと思う。
まずそもそも、現在までのWebでの情報整理といえば
テレホーダイ時代以降から考慮すれば
サイトやコンテンツを階層型に分類されたところから始まる。
それは膨大な情報を探しやすくする為にカテゴライズしてきた方法が
比較的うまくいっていたので当然といえば当然だ。
階層型サービスだと、Yahooカテゴリは誰しも思い浮かぶだろう。
しかし、今ではこの中から自分の興味のあるページを探し出そうとするととても困難だ。
前にも述べたように、階層型分類のヒエラールキーのどこに属せばよいのかは
人力による判断が必要だし何しろコストが膨大にかかる。
そして、その階層は大きく個人の感性による違いがあり
なかなか興味のあるページを探し出すのは難しいという問題もある。
(エンターテイメント・趣味とスポーツ・芸術と人文・生活と文化・教育etc・・)
Vector などでも、自分が欲しいツールがどこに含まれているのか探すのが難しいよな。
そして、階層型の一番の問題として 複数の側面を持つコンテンツをどう扱うかだ。
その場合、どちらにも入れた後
「この項目は○○というカテゴリにも関係しますよ」 とリンクするわけだ。
そして、このリンクされる項目が増えれば増えるたびに 階層型 という意味は薄くなり
単なるリンクのリレーション になってしまい 階層型である意味はなくなってしまう。
そこで、新たにとって代わるものとして考えられているのが タグ付けによる整理だ。
Folksonomy(フォークソノミー)アーキテクチャと呼ばれる。
Folksonomyとは、Folks(皆の)taxonomy(分類学)という二つの言葉を組み合わせた造語。
要するに
お前等がコンテンツに対して好き勝手タグをつけろ。
その情報を共有して、新しい情報へのアクセス手段としようじゃないか!
ってことだな。
欲しい情報を探すなら、サーチを使えばいいじゃんって事だけど
タグ付けはあくまで分類方法で、サーチとは少しアプローチが違う。
サーチ は欲しい情報をそのままの意味で検索する方法の事で
タグ付け とは、個々の判断によってコンテンツに意味付けしてゆき
"サーチする為"或いは、"分類する為"の情報として整理し蓄積していくことだ。
もちろん、そのタグに使う言葉は個人によってさまざまになるのは当然だ。
「ツール」だったり「tool」だったり、「Program」だったり「Programing」だったり。
しかしそのキーワードの揺れはこの場合そんなに問題ではない。
あくまで、個人により分類 できればよいだけで その情報が蓄積された結果
その似たようなキーワードには何らかの因果関係を見出せるはずだし
思わぬ言葉の揺れによる、遊びとなる部分が必要だと思われるからだ。
最初から タグによるキーワードを定義してしまおう!そうすれば情報が探しやすくなる!
と言う人もいるが、それはまたどのキーワードの策定にも時間がかかるだろうし
階層型カテゴリで出てきた問題に戻ってしまう。
重要なのは 好き勝手 タグをつけることにあるのだろう。
あーくそ!
イヒへの返信書こうとしてたのにまた長くなってしまった!
どうでもいい話と思ってる人多いだろうが次回へ続く。
* 関連記事
階層型分類とタグ型分類の違いについて(Folksonomy)その2