2006年10月10日

「B!」ボタンとランキング投票についての見解(追記)


くれくれ君と同じだと訴えた発端の記事がこれ。
はてブ等登録ボタンを置いているサイトをよく見かけますが、あれはランキングボタンと何ら変わりないです。
ぜひ登録してくださいというアピールであり、登録してくれなきゃヤダヤダという媚びです。
はてブ等登録ボタンとランキングボタン :: てくてく糸巻き
これは、一部の例を取り上げ、「B!」ボタンを設置している全てのサイトに当てはまるかのような"印象"を受ける書き方だと思う。
なぜ「一部の例」と判断するかは、「ランキング投票」は「管理者」が「ランキングサイトに登録」し「管理者」が押してもらいたいボタンである事が多く、「はてブ登録ボタン」は「閲覧者」が SBMサービスへ登録し、ブックマークをするという行為が「読者自身のため」である事が多いからだ。
しかし、「閲覧者だけの為かどうか」といわれればそういうわけでもなく、「管理者」もブックしてもらえば嬉しいはずなので、「閲覧者だけの為」と一般化することはできない。

これに対する反応がちょっと違和感。
うちでは「↑B」(コメント見る)と「B!」(ブクマに追加する)ボタンを置いてますが、どちらも閲覧者の利便性を考えての事です。
「↑B」…非はてブユーザーにもコメントが見れるように
「B!」…ブクマしてもらう時にあった方が便利
ブックマークレットを使っていたとしてもあった方が便利
Permalinkのアドレスをはっきりさせるため
なのでランキングボタンなど、閲覧者に何ら利益のないボタンとは違うと思います。
なつみかん@はてな - はてブボタンとランキングボタンの違い
ここの管理人が閲覧者の利便性を考えているということは特に否定しないし、それでいいと思うのだが「閲覧者に何ら利益のないボタン」というのは違うと思う。
ランキングは確かに管理者自身が参加して用意するものだが、閲覧者も自分が面白いと思った記事を投票し、そのカテゴリ内に参加しているサイトの評価の信頼性をあげる事により、遠回りではあるが閲覧者にも利益があるボタンだったはずだ。

何故ならば、現在主流のユーザー参加型コンテンツが盛んになる前は、サーバーサイドで用意した掲示板やランキング、リンクサイト、ニュースサイトが存在し、利用者・閲覧者はそのサービスが用意したコミュニティに自分の意見を投影する事で、面白い記事や情報にたどり着いていたはずだからだ。

次の記事は、メリットデメリットとは違った面からの見解。
投票する側は、実はランキングサイトへの投票の意思がなくとも、とにかくクリックしちゃえば1票です。閲覧者がそのブログを面白いと思ったかどうかなんて、全く関係ありません。要するにその投票クリックへの誘導がうまい人が、ランキング上位に入るシステムなのです。
ekken♂ : はてブ登録ボタンとランキング誘導ボタンは違うと思うよ
これは、ランキングサイト自体がうまく機能しなかった原因として、アクセスアップに拘る個人や、広告目的の企業にうまくシステムの穴を利用されたという事実を述べている。
それに対して、はてブへ登録するボタンの場合、クリック誘導をしてもあまり意味はありません。間違えて登録ボタンをクリックしたところで、ブックマークしたことにはならないからです。
ekken♂ : はてブ登録ボタンとランキング誘導ボタンは違うと思うよ
この記事はこう続くのだが、それならばランキングサイトも 1Click で登録ではなく、2Click のクッションを設ければ条件は同じであり、発端となった記事に対する反論とするにはやや根拠が薄い気がする。
反論というより、本質的には同じだといっているのかもしれない。

という訳で、個人的に考えるのも「B!」ボタン「ランキング投票」ボタン共に本質的には変わりはないという結論だ。

が、管理者と閲覧者のメリットという観点で考えた場合、「ランキング投票」ボタンは「自分でランキングサイトに登録する」という点で、管理者のメリットである割合が多く、「B!」ボタンは「ブックマークという行為を行いやすくする」という 閲覧者のメリットの割合が多いと考える。

(つーか、ランキング投票ボタンも 悪 のような先入観がある人が多いが、システムとして目指したのは、集団の投票により面白いサイトを見つけやする為、集合知を利用したいという目標があったはずで、それがうまく機能しなかっただけだと思っているが)



追記(2006/10/10 15:07)
ランキングに投票してくれくれ!と叫ぶ人が、それをもって批判されるというか、小馬鹿にされる理由は何なのでしょう。
奥様、鼻毛が出ておりますことよ - ブックマークしてくれと言って何が悪い?
これには二点思い浮かぶところがある。
まず一点目。
・ 一般的に、自分の権利や主張を声高に訴える人は疎まれる風潮があるということ。
二点目。
・ 業者やスパムによる、ランキングの穴をついた利用による嫌悪感が、そのままスライドしているということ。

なつみかん@はてな - はてブとランキング その2
への、自分のコメントの引用になるが
同様に自分の記事を広告する事は、日本では沈黙・控えめが美という価値観がありますが、自分が良いと思うものを宣伝する事はさほど悪い事ではないと思いますし、企業レベルで考えれば当然のように広告するわけです。
「面白いから読んで!」って言うのは個人的にはありかなと考えてますが、業者の広告トラックバックやランキング上位の為の姑息な手段と同様に捉えられている部分もありますね。
だと個人的には考えている。


posted by suVene at 11:36